導入を成功に導く
汚泥脱水機メーカー3選
脱水することで汚泥の処分費を大幅に削減できる“汚泥脱水機”。処分費を削減できる反面、当然導入コストが掛かります。そのため「導入を検討してみたいが、本当にトータルコストが削減ができるの?」と不安に感じていらっしゃる方も多いでしょう。そんな方のために、このサイトでは“導入を成功に導く汚泥脱水機メーカー3選”をご紹介。選定の基準やメーカーの具体的な特徴を解説していきます。
MANUAL 01
汚泥脱水機の導入でトータルコスト削減が実現できる理由とは?
脱水による処分量減で
コスト削減
省エネ性能でコスト削減
24時間全自動運転で
コスト削減
専門家による定期メンテナンス
でコスト削減
汚泥脱水機の導入でトータルコスト削減ができる最大の理由は、汚泥の処分量を削減できることにあります。例えば含水率99%の汚泥を85%に脱水することができれば、処分する汚泥量は1/15になります。そのため汚泥脱水機を選ぶ際に『脱水性能』は絶対条件となります。また、汚泥脱水機導入で生じるランニングコストに対しても、効果的な提案を行ってくれるメーカーを選定することが、導入を成功に導く鍵となります。以下にはメーカーを選ぶ際に脱水性能以外で比較すべきポイントを紹介しています。
MANUAL 02
汚泥脱水機メーカーを選ぶ3つの基準とは?
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多様な汚泥への対応実績
汚泥の種類は大分類すれば有機系の汚泥と無機系の汚泥となりますが、実際は”ひとつとして同じ物がない”と言えるほど多種多様です。多様な汚泥への対応実績がある導入実績豊富なメーカーに依頼することが導入を成功に導く第一歩となります。
有機系汚泥=下水処理場や食品工場などから発生する有機物を多く含む汚泥
無機系汚泥=浄水場や金属メッキ工場等から発生する無機物を多く含む汚泥
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機種モデル数
多様な汚泥への対応実績と同様に重要になるのが機種数です。多様な汚泥やお客様毎に異なる設置環境に対応するために複数の機種が用意され、幅広い提案ができる事がメーカーを選定するうえでのポイントです。
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アフターフォロー
汚泥脱水機の導入後には、保守・点検・消耗部品交換などが必要になります。定期点検の有無や緊急の故障にも迅速に対応してくれるメーカーを選びましょう。
MANUAL 03
導入を成功に導く汚泥脱水機
メーカー3選
これまでに紹介した選定基準をもとに、おすすめメーカー3選をピックアップしました。各メーカーの実績や特徴を把握した上で、気になるメーカーには直接問い合わせをしてみてください。
※記載の情報は2023年1月時点で各社の公式サイトに記載のある情報、当サイト独自の調査内容から抜粋しています
アムコン | 積水アクアシステム | ヘリオス | |
対応実績 |
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機種モデル数 | 9モデル (HR、EC、FS、GS、ES、MS、DW、MW、AW) |
6モデル (CS、BPS、L、SX、NS、NS-C) |
2モデル (UP、UPE) |
アフター フォロー |
専門エンジニア によるメンテナンス |
専門エンジニア によるメンテナンス |
専門エンジニア によるメンテナンス |
公式サイト | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
汚泥脱水機”ヴァルート”を世界に広めた汚泥脱水のプロ集団
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アムコン株式会社
1974年設立。『社会に一歩進んだ快適便利を提供する』を企業理念に、汚泥脱水機メーカーとして進化を続けてきたアムコン株式会社。5,000件以上というトップクラスの導入実績を誇っています。
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導入実績
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食品
工場 -
飲料
工場 -
自動車
工場 -
畜産場
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金属加工
工場 -
繊維
工場 -
化学製品
工場 -
半導体
工場 -
下水
処理場 -
商業
施設
-
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機種モデル数
9モデル
(HR、EC、FS、GS、ES、MS、DW、MW、AW) -
アフターフォロー
専門エンジニア
によるメンテナンス
アムコン株式会社の特徴
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POINT 01
世界15の国と地域に販売代理店
を持つ
汚泥脱水機の世界的企業常に使い手の目線に立ち続け、進化を続けてきた汚泥脱水機ヴァルートは最高レベルの脱水能力を誇ります。有機系汚泥だけではなく繊維状物質を多く含む汚泥や無機系汚泥にも対応が可能。このヴァルートテクノロジーは世界で認められており、15の国と地域に販売代理店を持つまでに拡大しています。日本企業の汚泥脱水機が世界に広がった例は他になく、汚泥脱水機の世界的企業であると言えるでしょう。
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POINT 02
導入後も専門のエンジニアが
メンテナンスや
運転アドバイス
を行ってくれるどれだけ優れた汚泥脱水機であったとしても、定期的なメンテナンスや消耗部品交換は必要不可欠です。また、特に有機系汚泥であれば、工場の生産品目変化による排水性状の変化や気温の変化などの影響で排水処理の調子が悪くなると汚泥の脱水処理もうまくいかなくなることがあります。『導入後のアフターサービスも品質のひとつ』と考えるアムコン株式会社では、汚泥脱水機専門のエンジニアがメンテナンスの他、現状の汚泥性状に適した薬品の選定や運転アドバイスを実施しています。
つまり、アムコン株式会社なら
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世界の国々で得た豊富な知見で
お客様に応じた幅広い提案が可能 -
専門家によるアフターフォローで
安心して長期運用ができる
アムコン株式会社の商品事例
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ヴァルートデュオHRシリーズ
汚泥脱水機”ヴァルートデュオ”は汚泥脱水機の新次元を謳うハイエンドモデル。消耗交換部品を削減した新ユニットを採用し、部品消耗による脱水性能減衰の極小化に成功。また有機系汚泥・無機系汚泥・多繊維汚泥などの幅広い汚泥種に対応しており、より広範な汚泥処理に利用可能です。
ろ布式汚泥脱水機の老舗メーカー
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積水アクアシステム株式会社
1964年に積水化学グループのエンジニアリング会社として発足。水処理、プラント、公共インフラなどの分野でトータルソリューションを提供しています。ろ布式汚泥脱水機の老舗メーカーであり、他にベルトプレス、スクリュープレスもラインナップしています。
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導入実績
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食品
工場 -
公共
施設 -
化学製品
工場 -
簡易
水道 -
下水
処理場 -
浄水場
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し尿
処理施設
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機種モデル数
6モデル
(CS、BPS、L、SX、NS、NS-C) -
アフターフォロー
専門エンジニアによる
メンテナンス
積水アクアシステム
株式会社の特徴
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POINT 01
各分野のプロフェッショナルが
トータルで対応要望の丁寧なヒアリングから、ニーズに沿った企画立案、設計、施工やメンテナンスに至るまで、各分野のプロフェッショナルがトータルで対応。事業拡大の経験から培った知識をもとに最適な提案をしてくれます。
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POINT 02
3種の脱水方式から最適な機種を提案
積水アクアシステムでは、”1枚ろ布” “ベルトプレス” “スクリュープレス”の3種の脱水方式をラインナップ。各方式の特長を熟知したプロが、お客様のご要望に応じて最適な機種を提案します。
つまり、積水アクアシステム
株式会社なら
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曖昧な依頼でも
プロがトータルサポート -
複数のモデルから
汚泥に適した脱水機が選べる
積水アクアシステム
株式会社の商品事例
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CS型(一枚ろ布)
CS型脱水機はコンパクトな構造ながら、重力吸引脱水と特殊加圧脱水を複合した脱水処理を行います。脱水ろ液のリサイクルにより運転中の清水の補給量が大幅に削減できるのも魅力です。
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L型(ベルトプレス)
特殊ろ布で汚泥を挟みながら、徐圧ロール(孔明ロール)を通過させ、小径となるローラーから構成される脱水部で脱水ケーキにして排出します。ろ布を使用するので、洗浄水を大幅に削減できるのも魅力です。
汚泥脱水機のパイオニア企業
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株式会社ヘリオス
1982年設立。汚泥脱水機のパイオニア企業である株式会社ヘリオス。固液分離についての深い考察が生んだユニークな技術を用いた汚泥脱水機は、飲料メーカーや食品メーカーなどの企業に多数導入されています。
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導入実績
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食品
工場 -
飲料
工場 -
自動車
工場 -
畜産場
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金属加工
工場 -
繊維
工場
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機種モデル数
2モデル
(UP、UPE) -
アフターフォロー
専門エンジニアによる
メンテナンス
株式会社ヘリオスの特徴
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POINT 01
無人の連続運転で
人件費の削減が可能株式会社ヘリオスの汚泥脱水機は24時間無人での連続運転が可能。運転操作する人数を減らせるため人件費を抑制することが可能です。また、装置自体がコンパクトで小さなスペースに設置ができるので建設費の節減も期待できます。
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POINT 02
騒音や液の飛散もなく
二次公害の発生も抑制株式会社ヘリオスの汚泥脱水機は密閉されたBOX内で汚泥の処理を行うため、臭いや液の飛散がありません。また、極低速の静かな回転運動により固液分離されるため振動や騒音の発生の心配がありません。このため二次公害が発生しない快適な作業環境の確保が可能です。
つまり、株式会社ヘリオスなら
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無人の連続運転により
人件費の抑制が可能 -
専門家によるアフターフォローで
安心して長期運用ができる