IHI回転機械エンジニアリングとは?会社の特徴から製品事例まで解説

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「IHI回転機械エンジニアリングはどんな会社?」

「IHI回転機械エンジニアリングの扱う製品は?」

分離・脱水・ろ過の3つの観点から固液分離プロセスをサポートしている『IHI回転機械エンジニアリング』。

大型機から小型機まで、多種多様な機種を取り扱っています。

汚泥脱水機の導入を検討している方の中には、IHI回転機械エンジニアリングへの依頼を検討している方もいることでしょう。

しかし、IHI回転機械エンジニアリングの扱う製品についてもっと理解してから、判断したい方もいるはず。

そこで今回は、IHI回転機械エンジニアリングについて解説します。

IHI回転機械エンジニアリングの扱う製品も紹介しているため、参考にしてください。

目次

IHI回転機械エンジニアリングとは

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項目詳細
会社名株式会社IHI回転機械エンジニアリング
住所東京都江東区東雲1丁目7番12号
電話番号03-6703-0615
公式サイトhttps://www.ihi.co.jp/irm/index.html

IHI回転機械エンジニアリングは、分離・脱水・ろ過の3つの観点から固液分離プロセスをサポートしている会社です。

周辺装置を含めてユーザーのニーズにマッチした設備や省エネソリューションなど、様々な提案を通じてユーザーの課題を解決してくれます。

また、分離機や脱水機の性能を確認したい場合は、現在の処理フローや希望の固形分回収率などの条件を伝えて、事前にテストを申し込むことが可能です。

大型機から小型機まで、多種多様な機種を取り扱っており、脱水処理に必要なアプローチを熟知した専門家が丁寧に対応してくれるでしょう。

IHI回転機械エンジニアリングの特徴

ここからは、IHI回転機械エンジニアリングの特徴として下記を解説します。

IHI回転機械エンジニアリングへの依頼を検討している方は、参考にしてください。

全国各地に部品提供

IHI回転機械エンジニアリングでは、全国各地へメンテナンスに必要な部品を提供しています。

特殊部品についても、十分な品質管理のもとで製造したIHI純正部品を販売しているため安心です。

また、ユーザーが保有しているIHI機械に対し、最新技術を取り入れた部品を提供することで、省エネや効率向上などの提案もしてくれます。

IHI回転機械エンジニアリングの取り扱っている機械なら、長期にわたるサポートによって長く稼働できそうです。

安心のアフターサービス

IHI回転機械エンジニアリングは、全国の自社ネットワークを活用し、迅速且つ丁寧なアフターサービスを提供しています。

納入後の機械に対して点検・修理を実施しており、ユーザーの定期点検時期に合わせての点検やメンテナンスにも対応可能です。

メンテナンスは、経験から生まれた独自のノウハウに基づき行い、綿密な作業で高い満足度を獲得しています。

全国の自社ネットワークを駆使することで、幅広い範囲に対応しているため、迅速且つきめ細かなアフターサービスを受けられるでしょう。

専門家によるトレーニングを実施

IHI回転機械エンジニアリングでは、現場オペレーターや修理担当者向けの専門家によるトレーニングを実施しています。

運用・修理に向けてベースとなる知識を学べる座学はもちろん、IHIが保有している実機を利用したトレーニングにも対応可能です。

成田パーツサプライ&テクニカルセンターおよび横浜のトレーニングセンターにて、実施しています。

はじめて汚泥脱水機を導入される方は、一度相談してみてもいいかもしれません。

IHI回転機械エンジニアリングの脱水機

IHI回転機械エンジニアリングは、分離機・ろ過機の分野で常に先導的な役割を果たしてきました。

永年にわたる研究開発は、優れた安全性と機能性を兼ね備えた製品を生み出し、各方面から高い評価と満足度を得ています。

そんなIHI回転機械エンジニアリングの脱水機は、下記のとおりです。

それぞれ特徴が異なるため、自分に合った製品を選んでください。

スクリュウデカンタ形遠心分離機

こちらは、高速回転機器のスペシャリストであるIHIが独自に開発・製造した固液分離機です。

内胴とそれに溶接したスクリュー羽根で構成されており、内胴には数個の給入液吐出口があります。

羽根の先端には耐摩耗性に優れた硬化材を肉盛りしているため、ずば抜けた耐久性が特徴です。

幅広い対象原液・連続運転による大きな処理能力など、すぐれた性能面から水処理・製造プロセスを中心に、広範な分野で使用されています。

スクリュウデカンタ形遠心分離機について詳しく知りたい方は、下記のリンクから確認してください。

ギナ連続遠心分離機

こちらは、IHIの高速回転技術で製造する連続全自動遠心ろ過式の固液分離機です。

各種結晶や合成樹脂など、比較的粗い粒の脱水に最適となっています。

機械上部からスラリーを供給し、スラリー中の液体は遠心力を受けて高速回転するスクリーンのスリットを通過することで、外側へ分離される仕組みです。

無理のない合理的構造をしており、バランスが取れた回転体となっているため、振動が少なくすみます。

ギナ連続遠心分離機について詳しく知りたい方は、下記のリンクから確認してください。

多重円板脱水機

こちらは、重力ろ過を原理とした振動・騒音・臭気が少ない、環境にやさしい脱水機です。

業界でも最大級と言える多重円板脱水機として開発され、これまで複数台必要とされてきた大量の汚泥処理が1台で可能になりました。

また、IHIが独自に開発した新型濾体によって、濾体駆動に必要な動力が低減し、省エネ化を実現しています。

一般排水から食品工場・屠場等の油混じりの汚泥にも威力を発揮するでしょう。

IHIの多重円板脱水機について詳しく知りたい方は、下記のリンクから確認してください。

ベルトプレス脱水機

こちらは、IHIが長年蓄積してきた脱水技術を結集し、従来のベルトプレス脱水機に改良を加えて開発したシンプル構造の脱水機です。

低圧脱水部と高圧脱水部を適切に組み合わせることで、コンパクトな設置面積にも関わらず高脱水を実現しています。

従来の脱水機と比較して5〜10%以上の低含水率のケーキが得られるでしょう。

また、高圧ベルトは短冊状のものを並べて使用するため、圧力が均等で、濾液の排除にも効果的です。

IHIのベルトプレス脱水機について詳しく知りたい方は、下記のリンクから確認してください。

適した汚泥脱水機の選び方

ここからは、汚泥脱水機の選び方として下記を解説します。

製品の購入で悩まれている方は、参考にしてください。

処理能力で選ぶ

自社に合った処理能力を有する汚泥脱水機を選びましょう。

汚泥脱水機は、メーカーごとに様々な工夫をしているため、同じ容量の機械でも処理能力が異なります。

そのため、自社で処理したい1日の汚泥量を把握し、その量を処理できる脱水機を選ぶことが大切です。

処理量に合った製品を選ぶことで無駄な部品を省き、価格やメンテナンス費用の低減にもつながるでしょう。

サイズで選ぶ

汚泥脱水機の設置場所に適したサイズ感のモノを選ぶのも重要です。

小規模工場では、汚泥脱水機を設置できる場所が限られていることもあるでしょう。

また、できるだけ場所を取らずに設置したい方もいるはず。

近年では、これまで設置できなかったような場所に設置できるものや、市販の物置に設置できるサイズの脱水機が増えています。

汚泥供給ポンプやタンク・自動溶解装置などを一体化することで、小型になっても必要な機能は備わっているため安心です。

そのため、設置場所に適したサイズの汚泥脱水機を選ぶといいでしょう。

アフターフォローで選ぶ

汚泥脱水機を安全に安定して稼働し続けるためにも、メーカーのアフターフォローの有無は重要です。

汚泥脱水機のトラブルで、急に停止するようなことがあっては、工場がストップする事態にもなりかねません。

そのため、長時間使い続ける汚泥脱水機を安定した状態で稼働させるためには、定期点検が必要不可欠です。

脱水機について知識や技術を持った専門家スタッフが修理・点検してくれれば、トラブルを未然に防げるでしょう。

汚泥脱水機を購入する際は、アフターフォローを設けているメーカーを選んでください。

まとめ

今回は、IHI回転機械エンジニアリングについて解説しました。

IHI回転機械エンジニアリングは、分離・脱水・ろ過の3つの観点から固液分離プロセスをサポートしている会社です。

永年にわたる研究開発は、優れた安全性と機能性を兼ね備えた製品を生み出し、各方面から高い評価と満足度を得ています。

大型機から小型機まで、多種多様な機種を取り扱っており、脱水処理に必要なアプローチを熟知した専門家が丁寧に対応してくれるでしょう。

汚泥脱水機の導入を考えている方は、今回解説した内容を参考にIHI回転機械エンジニアリングの製品を検討してみてください。

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