「汚泥脱水で失敗したくない」
「柳河エンジニアリング株式会社の評判を知りたい」
『処理コスト削減』『省スペース化』『高効率な脱水』、汚泥処理で抱える課題を解決したいと柳河エンジニアリング株式会社を検討している方は多くいらっしゃるでしょう。
柳河エンジニアリング株式会社は、50年以上の経験と実績を持つ脱水機メーカーです。本記事では、柳河エンジニアリング株式会社の評判、豊富なラインナップ、導入のポイントを徹底解説。
最適な脱水機選びで、コスト削減、作業効率アップ、環境負荷軽減を実現しましょう。
柳河エンジニアリング株式会社とは?
項目 | 詳細 |
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会社名 | 柳河エンジニアリング株式会社 |
住所 | 東京都府中市宮西町1丁目16-3 第一みよしビル3F |
電話番号 | 042-365-3411 |
公式サイト | https://www.yanagawa-eng.co.jp/ |
柳河エンジニアリング株式会社は、1970年の創業以来、約50年にわたり汚泥脱水機の製造に特化してきた専門メーカーです。長年の経験と技術力を活かし、工場や水処理施設における水処理ソリューションを提供しています。
同社の強みは、製品の開発から製造、販売、そしてアフターサービスまでを一貫して自社で行う体制にあります。東京本社をはじめ、三重、大阪、福岡に事業所を構え、全国規模でのサポート体制を確立しています。
豊富な製品ラインナップを誇り、食品、製薬、化学、金属加工など、様々な業種の工場で発生する多様な汚泥に対応可能です。顧客のニーズに合わせたカスタマイズも行っており、効率的な汚泥処理ソリューションを提案しています。
半世紀にわたる実績と専門知識を基に、顧客の課題解決に真摯に取り組む柳河エンジニアリング株式会社は、汚泥処理の分野で信頼される企業として評価されています。
柳河エンジニアリング株式会社の納入実績
柳河エンジニアリング株式会社は、長年の経験と高度な技術力を活かし、多様な業界で信頼性の高い汚泥処理ソリューションを提供してきました。
製薬、工業廃水処理、食品製造など、幅広い分野での納入実績が、同社の製品の効果と信頼性を証明しています。各業界特有の課題に対し、カスタマイズされたソリューションを提供することで、高い顧客満足度を実現。
生物処理余剰汚泥や凝集沈殿汚泥など、様々な性質の汚泥に効果的に対応しています。
代表的な納入実績は以下の通りです。
これらの事例の詳細について、以下で具体的に解説していきます。
某製薬会社様 生物処理余剰汚泥
この事例では、製薬会社の生物処理余剰汚泥に対する効果的な解決策を提供しました。
既存の多重円板式スクリュープレスでは、定期的なろ材交換に多額の費用が発生していたのが導入背景です。顧客のメンテナンスコスト削減の要望に応え、柳河エンジニアリングはラボテストを実施。
その結果、NSC型スクリュープレス式脱水機の導入を提案しました。さらに、凝集剤処方の最適化も行い、PAC+粉末高分子凝集剤からポリテツ+液状高分子凝集剤への変更を実現しました。
この解決策により、メンテナンスコストの大幅削減と、脱水ケーキ含水率の低減によるトータルコスト削減を達成しました。顧客満足度の高い結果をもたらしています。
某研磨廃水 凝集沈殿汚泥+生物処理余剰汚泥
この事例は、研磨廃水処理における凝集沈殿汚泥と生物処理余剰汚泥の複合的な問題に対処した事例です。既存のスクリュープレスでは、脱水ケーキの固化により排出が困難となり、排水処理にも悪影響を及ぼしていました。
柳河エンジニアリングは、詳細な脱水テストを実施し、ベルトプレス式とスクリュープレス式を比較検討。その結果、固化しやすい汚泥に対してはベルトプレス式が適していると判断し、L型ベルトプレス式脱水機を提案しました。
さらに、環境に配慮した特殊仕様として、ろ布洗浄水に排水処理設備で処理した水を使用することで、清水使用量をゼロにする工夫も施しました。
この解決策により、安定した脱水ケーキ排出が可能となり、排水処理の状態も改善。同時に、水資源の有効活用も実現しました。
某食品工場 様 生物処理余剰汚泥
この事例は、食品工場における生物処理余剰汚泥の処理改善に関するものです。既存の多重円板型脱水機の老朽化に伴い、新たな解決策が求められていました。
主な課題は、2種類の高分子凝集剤使用によるランニングコストの高さと、84%という高い脱水ケーキ含水率による処分費の増大でした。また、洗浄水使用量の維持も要望されていました。
柳河エンジニアリングは、詳細な分析とテストを経て、CS型(一枚ろ布式)脱水機を提案しました。この機種は無機凝集剤1液での脱水が可能で、凝集剤コストを大幅に削減。また、多重円板式と比較して含水率も低下させることができます。
さらに、ろ液の洗浄水への再利用システムにより、清水使用量も既存システムと同程度に抑えることに成功。これにより、ランニングコスト削減と環境負荷低減を同時に実現しました。
柳河エンジニアリング株式会社の汚泥脱水機ラインナップ
まずは、柳河エンジニアリング株式会社の以下3つの製品を見ていきましょう。
一つずつ紹介していきます。
スクリュープレス脱水機
スクリュープレス脱水機は、円筒状のスクリーンとスクリュー羽根を用いて汚泥を脱水する脱水機です。
省スペース性能が高く、処理効率も高い、小規模な施設やスペースに制約がある施設に最適な『NS-C型』。従来のスクリュープレス脱水機では難しかった低濃度汚泥の処理にも対応可能な『NS型』。処理能力が大きく、大量の汚泥を処理する必要がある施設に最適な『SX型』があります。
柳河エンジニアリング株式会社のスクリュープレス脱水機は、省スペース、高効率、低ランニングコストを実現した種類豊富な脱水機がラインナップしています。
一枚ろ布脱水機
一枚ろ布脱水機は、ろ布を回転させながら汚泥を脱水する脱水機です。従来のベルトプレス脱水機に比べて、構造がシンプルで操作が簡単なのが特徴です。
柳河エンジニアリングのロングセラー、高性能な一枚ろ布脱水機『RF型』。ろ布脱水機でありながら、ベルトプレスと同等の性能を誇る『CS型』。小型かつメンテナンスやろ布の交換を簡易化した『RF-300NU型』があります。
柳河エンジニアリング株式会社の一枚ろ布型脱水機は、『RF型』を筆頭に、ハイパフォーマンスな製品が揃っています。
ベルトプレス脱水機
ベルトプレス脱水機は、2枚のベルトの間で汚泥を挟んで脱水する脱水機です。
含有率の低い汚泥処理や、むらのない脱水を得意とする『L型』。柳河エンジニアリング株式会社独自の特殊な加圧ベルトを採用し、含水率を抑えた脱水が可能な『LH型』があります。
柳河エンジニアリング株式会社は、2種類のベルトプレス脱水機を提供しています。
汚泥脱水機 導入のポイント
新たに汚泥脱水機を導入、今ある汚泥脱水機の入れ替えを検討している方は、以下のポイントを押さえて汚泥脱水機を選びましょう。
それぞれのポイントを解説していきます。
処理能力から選ぶ
脱水機を選ぶ際には、処理能力を考慮することが重要です。1日でどれくらいの汚泥を処理する予定か、処理しているのかを把握しましょう。処理能力が不足すると、処理に時間がかかってしまい、処理効率が低下します。
逆に処理能力が過剰になると、初期投資が大きくなり、ランニングコストも高くなります。処理能力の算出方法は、メーカーによって異なる場合がありますので、詳しくはメーカーに問い合わせましょう。
サイズから選ぶ
効率的な脱水を実現するためには、処理能力だけでなく、設置スペースも重要な要素です。
処理能力が高く、効率的に脱水できたとしても、脱水機を置くスペースがなければ意味がありません。脱水機を選ぶ際には、処理能力だけでなく、設置スペースも考慮する必要があります。
脱水効率を高めたとしても、設置スペースが狭い場合、作業動線が確保できず、作業効率が低下する可能性があります。また大型の脱水機の場合、搬入経路を事前に確認する必要があるでしょう。
アフターサポートで選ぶ
汚泥脱水機を導入する際には、安定稼働や緊急時のトラブル対応のためにも、メーカーごとに異なるアフターサポートの内容はしっかり確認しましょう。
脱水機を長く安定的に稼働させるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。また脱水機が故障した場合、工場や施設の稼働が止まってしまうこともあります。万が一の故障が発生した際に慌てないためにも、どのような対応になるか確認しておきましょう。
おすすめの汚泥脱水機メーカー3選
汚泥脱水機のおすすめメーカー3社を紹介します。
各社の特徴を紹介しますので、最適なメーカーを選ぶ参考にしてください。
アムコン株式会社
項目 | 詳細 |
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会社名 | アムコン株式会社 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新羽町1926 |
電話番号 | 045-540-8585 |
公式サイト | https://www.amcon.co.jp/ |
1974年の創業以来、アムコン株式会社は汚泥処理から、水質検査/環境分析・給排水設備メンテナンスを専門とする水のスペシャリストです。
『日常に、未来に、最適な解決を。』をコンセプトに、豊富な経験と確かな技術力で、品質の高い脱水機を製造・販売。汚泥処理関連装置は、長年の経験と技術力に基づいて開発されたものが多く、高い評価を得ています。
会社の特徴や製品事例が気になる方は、以下の特集記事をご覧になってみてください。
積水アクアシステム株式会社
項目 | 詳細 |
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会社名 | 積水アクアシステム株式会社 |
住所 | 大阪市北区大淀中1丁目1番30号 |
電話番号 | 06-6440-2525 |
公式サイト | https://www.sekisuia.co.jp/ |
1964年創業以来、水に関わる様々な製品・サービスを提供してきた積水アクアシステム株式会社は、水を中心としたプラント・インフラ事業、タンクシステム事業の2つを主な事業とし長年にわたり技術と経験を培ってきた企業です。
トータルサポートしています。国内を中心に展開し、豊富な経験と実績に基づいた技術力で、お客様のニーズに最適なソリューションを提供してきた実績があります。
またベルトプレス脱水機、スクリュープレス脱水機など、様々な種類の汚泥脱水機も魅力のひとつです。
株式会社ヘリオス
項目 | 詳細 |
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会社名 | 株式会社ヘリオス |
住所 | 東京都品川区北品川3-6-9 |
電話番号 | 03-5715-1541 |
公式サイト | https://www.kk-helios.co.jp/ |
創業以来35年間、ヘリオスは、多重円板型脱水機の販売に特化し、高い評価を得ている企業です。
独自技術によって作られた多重円板型脱水機は、従来の脱水機とは異なるユニークな構造を持っています。また汚泥脱水機の導入後の総合的なサポートが魅力の一つです。現場解析やデモテストを実施し、最適な脱水方法をわかりやすく提案してくれます。
まとめ
50年以上の歴史を持つ脱水機メーカー、柳河エンジニアリング株式会社は、工場や水処理施設の水処理を支えてきた存在です。
脱水機の製作、販売、メンテナンスまで一貫したサポート体制で、お客様のニーズに寄り添い、最適な解決策を提案します。これまでに、15,000台以上の脱水機を納入しており、その実績と信頼性は業界トップクラスです。
また、スクリュープレス脱水機、一枚ろ布 脱水機、ベルトプレス脱水機、ろ布・フィルターなど豊富な製品ラインナップも魅力の1つです。
今回紹介した導入のポイントを押えて、他メーカーと比較して柳河エンジニアリング株式会社を検討しましょう。